D-BOYS STAGE 2010 trial-3『アメリカ』ゲネプロ取材

VBB編集部です。
 今回は、現在発売中の『VISUALBOY BRUSH Vol.10』でインタビューさせていただいた、柳下大くんが出演する舞台『アメリカ』の、囲み取材の模様をお届けします。

 9月29日より、下北沢・本多劇場にてスタートした、D-BOYS STAGE 2010 trial-3『アメリカ』
 築30年ほどのボロアパートの一室を舞台に、過去と現在が交差し、登場人物たちの日常的な会話の中から人間の無様さ、滑稽さ、残酷さ、狂気が描かれる……。
 作・演出に劇団THE SHAMPOO HATの赤堀雅秋さんを迎え、今までやったことのない “小劇場スタイル”の芝居に、キャストたちがどう挑むのかが見どころです。

(写真左より)加治将樹くん、鈴木裕樹さん、柳下 大くん、荒木宏文さん、山田悠介くん



 ゲネプロ終了後にロビーで会見が行われ、主演の柳下大くんは、「本作で赤堀さんの演出を初めて受け、初めてのお芝居のスタイルにチャレンジすることになって、最初は戸惑いがありました。今回は“目に見えないもの”……例えば人間関係、友情、悩みやジレンマとか、そういうものが見てくれる人に伝わるように積み重ねてきたので、何か感じていただければなと思います」と真剣な表情で語ってくれました。

 稔の兄を演じた荒木宏文さんは、「客演の皆さんからは、いい刺激をいただいています。D-BOYS STAGEなんですけど、(D-BOYS STAGE)じゃないみたいな楽しさというか……そういうところも感じて欲しいと思います。あと、今回の芝居は動きが少なくて、空気感、表情、声のトーンなどで表現しているんですが、演技力が必要な作品に関われたことはうれしかったですね。僕たちが“俳優集団”であることを知っていただく新しいきっかけになるのではないかと思っています」と語っていました。

 過去と現在の両方に登場する、稔の友人で劇団員役を演じた鈴木裕樹さんと加治将樹くんは、
「“見えないもの”を表現するため、考えて考えて……脳ミソが煮えくりかえるような、わけのわからない精神状態になってしまったこともありました(苦笑)。観てくださる方には、物語に登場する誰かしらに共感していただいて、感情が伝わったらうれしいなと思います。芝居に関しては、とにかく周囲を観て盛り上げる役だったりするので、台詞がなくてもみんなの表情から何かを受け取ろうと、毎回必死で演じています」(加治)
「自分の範疇でやらない、もっと狙ってないところで演じられるように稽古してきました。自分の計算の中だけで組み立てるような演技じゃない、様々なアプローチの方法を教えていただいて、そこに気持ちをのせるためにどうすればいいか……ホントにいろいろ悩みました」(鈴木)
と、それぞれ役作りの苦労を語っていました。

 荒木さん演じる清の会社の部下役を演じた山田悠介くんは、「同じD-BOYSとはいえ、今まで荒木さんと“からむ”機会が少なかったので、今回は上司と部下ということもあり、普段からいっしょにいて親密にコミュニケーションをとることができました。人間関係から作っていったので、そんな世界観を感じとってもらえたらうれしいです」とアピール。

 本多劇場での公演は10月3日で終了し、次は10月19日の名古屋・名鉄ホールから『アメリカ』の地方公演がスタート。11月の東京凱旋公演(紀伊國屋ホール)で千秋楽を迎えます。

 公演の日時やチケットの問い合わせ先など、詳しくは公式サイト

http://www.d-boys.com/d-boysstage2010/trial-3

をご確認ください。